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型について

少林流空手道の型は、半月、アーナンコ、満月、五十四歩、抜塞、公相君、岩鶴の7型と、継承者のみに伝承されるチンオーとなります。

セーシャン

半月

読んで字の如く、足で半月(ハンゲツ)を描きながら前進し、突き、受け、蹴りを組み合わせた型で沖縄古典舞踊も半月(ハンゲツ)と共通した足捌きが見られ、少林流では、この型を基本としている。

​アーナンコ

半月の型を変化させたもので、最後の猫足立ちより、あたかも猫が攻撃する際、尾を立ててそちらに気をそらせて前足で攻撃する所から得た技、手の平で腕を叩き、音を立てると同時に蹴り、座りながら金的突くところを特徴とする。

ワンシュウ

満月

これは泊手独特の型で、中国人「ワンシュー」という人が泊の武士に授けたもので、体の強健な者に適し、他の型と違い蹴りが少なく、手技が多い。

相手の攻撃を捌きながら、攻撃に転じるスピードと、またガッチリと受止める変化のあるわざである。

ゴジュウシホ

​五十四歩

この型は、暗がりで、人を待ち伏せするように、しゃがんで構えるところが他流になく、特徴としては、最後に闘鶏から取った、クチバシの手で攻撃するところにある。

パッサイ

抜塞

意味としては、「要塞を抜く」と云うことで、敵に囲まれた時、自分の身をカバーしながら飛び込み、活路を見出し、手刀、貫手のような素早い技が多く種に蜘蛛の手の使い方を取り入れているのを特徴としている。

クーシャンクー

公相君

この型は中国人「公相君」より伝えられたと云われている。

​特徴としては、相手の攻撃を跳んだり、伏せたりしながら、身をかわし、機敏な攻撃と、月夜の夜空に手をかざし月光を遮りながら、攻撃する手法である。

チントー

岩鶴

鶴の岩立ちと言われ、一本足で立つ所に特徴があり、且つ四十五度の線上を機敏に攻撃する。

あたかも、一羽の鶴が岩の上を舞っているような、非常に優美な型である。

​少林流では最高とされている。

チンオー

先々代奥原文英先生が中国から持ち帰った型で、喜屋武先生から手を加えてもらい完成させた。

喜屋武先生から、「少林流の秘伝にしよう」といわれ、現在、少林流の後継者のみに、伝えられ保存継承されている。

特徴としては、加法、汽法、戟法を取り入れた中国流で、他では見られない貴重な型である。

少林流空手道

syorinryu‐karatedou

©2023 少林流空手道。Wix.com で作成されました。

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